時間がない人にもおすすめ超簡単つくりおき6品
自炊した方が食費を削れるとわかってはいるけど料理する時間や気力がない……
と思っている方も多いんじゃないでしょうか。
今日は、時間がない時に私がよく作るつくりおき料理を6品紹介します。
少ない材料でかんたんに作れてタンパク質をしっかりとれるものを考えました。
ごはんにのせて食べれば、1品だけでもおいしくて満足感がある食事ができます。
余裕があればみそ汁やスープ、野菜炒めやサラダなどを追加すればさらに充実した献立になります。
仕事で帰宅が遅くなった日も、この作り置きがあると思えば心強い。
ある程度大きくなったお子さんなら、ごはんの炊き方とこの作り置きをレンジであたためることを教えれば、親が仕事で出かけている間に自分でごはんを食べられるようになるでしょう。
短時間で作れるので「休みの日が作り置きの料理をするためにつぶれる」ということも少ないはず。
食材の買い物をした日に2~3品、料理のついでにもう1品と簡単な作り置きをして、ご飯作りの負担を減らしていきましょう。
いりたまご
作り置きがあるとうれしいいりたまご。
忙しくて朝食の用意が負担に感じるときなど。ごはんにこれをたっぷりかければタンパク質をとれる一品があっという間に用意できます。
(作りやすい分量)
- たまご4個
- しお、さとう
- 料理酒
たまごに酒、塩、さとうを入れて混ぜる。たまご4個分で塩小さじ1/3くらい。砂糖は小さじ1くらい。あれば料理酒を小さじ1くら入れてもいい。
フライパンに食用油を薄くひいて火にかけ、あまり熱くしないうちにたまごを入れる。弱めの火加減でたまごを箸でかきまぜながらそぼろ状にする。
とりそぼろ
(作りやすい分量)
- 鶏ひき肉200g
- 酒(大さじ1)しょうゆ(大さじ1)さとう(小さじ1)好みで増減
- 好みでしょうが(チューブ入りかすりおろし):適量
しょうがは入れなくても作れます。
フライパンか鍋に材料全部と水を大さじ1入れて弱めの火加減ではしでまぜながら火を通します。
水分を飛ばしすぎないようにしましょう。
味つけ半熟たまご
(作りやすい分量)
- たまご4個
- 長ねぎ1/2本
- A あればしょうが、にんにく(チューブ入りかすりおろす)、鷹の爪:適量
- A しょうゆ(大さじ2)さとう(こさじ1)酢(小さじ1)ごま油(大さじ1)水(大さじ1)
鍋で沸騰させたお湯に冷蔵庫から出したばかりのたまごを、おたまにのせてそっと入れます。
7分半(黄身がとろっとした半熟)~8分半(流れない半熟)ゆでて水に取り、からをむきます。※たまごの大きさ等によってゆで加減は変わります。
長ねぎをみじん切りにし、Aの調味料全部とともにジップロックのような袋に入れます。
たまごを入れて空気が入らないように袋の口をとじ、2時間以上冷蔵庫で漬け込みます。
ごはんにのせたり、めんの具にしたり。
ゆで鶏
節約献立で本当によく登場するゆで鶏です。
今回買ったのは約260gで230円の鶏むね肉でした。
ゆで時間を短縮するために2つに切ってゆでています。
ゆであがったら鍋でそのまま冷まします。冷めたら半分はスライスして、もう半分は細かく裂いて保存します。
ゆで汁は野菜やハムなどを入れて煮込みしおこしょうで味付けしてスープに。
- スライスしていろんな味付けで食べる
- 細かく裂いてサラダにのせる
- 細かく裂いてキムチとまぜる
- 細かく裂いてスープの具にする
- 細かく切ってチキンライスやチャーハンの具にする
- スライスして麺の具にする
こんな風にいろいろ使いまわせます。
スライスしたゆで鶏にかけるタレは、上の味つけ半熟卵のたれと同じでOKです。長ねぎ、しょうゆ、ごま油、酢を混ぜたもの。
サラダは、オリーブオイルと塩、黒コショウで食べることが多いです。
ごま油で焼いた野菜をめんつゆにつけておいた「野菜の焼きびたし」とゆで鶏を一緒に食べるのもおいしいです。
鮭フレーク
- 甘塩鮭(適量)
魚焼きグリル等で鮭を焼き、皮や骨を除いてほぐします。
ごはんにのせたり、お茶漬け、おにぎりの具、チャーハンの具にしたり。
大豆そぼろが混じっている安い鮭フレークもよく利用しますが、焼いてほぐした鮭の方がやっぱりおいしいので、いい感じの鮭が求めやすくなっているのを見かけたら多めに買って作ります。
今回は3切れ(約240g)で480円の甘塩鮭の切り身でした。
ひき肉カレー
(小盛4皿分:全量で590円)
- 玉ねぎ1個:60円
- にんじん1/2本:50円
- じゃがいも1個:50円
- ひき肉(牛か豚)200g:260円
- あればコーン適宜:40円
- カレールー3かけ:130円
たまねぎ、にんじん、じゃがいもを荒みじん切りにします。
みじん切り器があるとラクです。
玉ねぎとひき肉を鍋で炒めます。
肉の色が変わったらにんじんも加えて炒めます。
じゃがいもとコーンも加えて炒めます。
水を200cc加えます。
弱めの火加減で5分くらい煮たら火を止めてカレールーを2かけ入れてまぜます
弱火で5分くらい煮ます。
とろみや味をみて好みでカレールーを足してまぜます。
約200円のひき肉カレーの献立
ひき肉カレー(上記の1/4量):148円
ごはん、温野菜を添えて約200円の献立になります。
楽しめない気持ちで外食するよりは
私はシングルで、一人で生活費を稼ぎ、子育てに手がかかる時期はすぎたとはいえ学生の子供と一緒に暮らしています。
基本的に在宅で仕事をしていますが、時々短期のアルバイトをします。
アルバイトをする時はダブルワークになります。電車通勤の8時間勤務をして夜や休みの日に家の仕事をする生活。買い物や料理をする時間がとても限られてしまいます。
こういう短時間で作れるものを用意しておくと、あまり外食やお惣菜に頼らず「冷蔵庫にあれがあるから家で食べよう」と思える日が多くなります。
スーパーで買うお惣菜、外食やファストフード、コンビニの食べ物がダメというつもりは全くありません。私もよく利用します。
ただもしも本当は節約のために自炊したいのに…と思いながら、時間がなくて疲れているからと楽しめない気持ちで外食をする日があるならば、こういう作り置きがあれば家で満足できるご飯ができていいかなと思いご紹介しました。
外食したい日や、ファストフードを食べたい日は、時間がなくて料理できないから…などと思わず食べたいから食べる。楽しんで食べるのがいいですよね。
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