骨のスープ【ボーンブロス】で心と体を整える

ボーンブロススープでダイエット

断食をした時にボーンブロススープのことを知りました。

ボーンブロスは、鶏や豚、牛などの動物のガラ、または鯛などの魚のアラといった骨からとるスープです。

これが美容や健康にいいということで、ダイエット中によく飲んでいました。

ボーンブロススープとは

ボーンブロススープ

ボーンブロススープは、鶏、牛、豚といった動物の骨や、鯛、鮭といった魚の骨を煮込んで作るスープです。

ボーンブロススープの効能

骨を煮込むことによって、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などが抽出され、とても栄養のあるスープになるのだそうです。カルシウムなどのミネラルもスープに溶け出しています。コンドロイチン、グルコサミンといった、サプリメントでもよく目にする成分も含まれます。

上記の成分を見ただけで健康に良さそうな気がしますよね。肌、髪、骨、関節等に良い効果があるのだとか。

腸を整える作用があり、免疫力アップにもつながると言われています。

心を落ち着ける作用もあるといわれていて、私はこのことを断食中に実感しました。飲むと体がホッとする感じがしました。

リスクもある

鶏、牛、豚といった畜産物は、抗生物質を多く与えられていることがあります。養殖魚にはやはり抗生物質を多く与えられているものがあります。抗生物質は腸内細菌に悪い影響を与える可能性があります。

また、畜産物や魚の骨には体に有害な金属が溜まっている可能性があるそうです。

抗生物質を与えずに育てられているという表示があるお肉が、一般的なスーパーでも売られていますので、そういったものを選んでいます。

毎日飲むようなことはせず、週1回程度にしています。

鶏の骨付き肉でボーンブロススープ

鶏の骨付きモモ肉、鶏ガラ、手羽元や手羽先。こういった鶏の骨付き肉やガラを、香味野菜と一緒に鍋で煮込みます。酢を大さじ1くらい入れます。

あくを取った後は弱火で煮込みます。煮込む時間は1~2時間から、24時間など長時間煮込む人もいるそうです。

ざるで漉して、飲むときに塩などで味を調えます。

ボーンブロススープの食べ方

そのまま飲む他、ボーンブロススープで野菜を煮込んでも。断食後の回復食にもぴったりです。

ボーンブロスで野菜スープ

鯛のアラでボーンブロススープ

鯛のアラでボーンブロススープを作る

鯛のアラって買ったことありますか?

私はこの年になるまで一度も買ったことがなかったんです。

頭を煮つけてかぶと煮にしたり、あら汁にしたりするとおいしいのだそうですが、ウロコをとったりする下処理が面倒くさそうだし、きれいに食べるのもむずかしそう…

と思い込んで敬遠してきました。

でもスープなら、熱湯をかけて水洗いしたら、ネギの青いところと一緒に鍋に入れて煮込むだけです。

このごろはスーパーの鮮魚コーナーに行くと、魚のアラを探すようになりました。

冷蔵庫に入れていたら…

この鯛のボーンブロススープを作った日、半分はその日に頂き、残りをびんに入れて冷蔵しました。

数日後、冷蔵庫から出して鍋に移そうとしてびっくり!

スープ全体が、ぷるぷるの透明なゼリー状になっていました。コラーゲンでしょうか…見るからに美容に良さそうでした。

室温ですぐにサラサラの液体に戻ったのも驚きました。

鶏のボーンブロスを冷蔵庫に入れておくと、脂が上に浮いて白く固まりますが、魚の脂は性質がちがうということを目で見て実感できました。

いりこだしもボーンブロス

おみそ汁をいりこだしで作ることが多いのですが、これも小魚の骨を煮込んだボーンブロススープといえるようです。煮込む時間は少ないですが…

骨ごと煮込む煮魚、あら汁なども献立に取り入れるといいかもしれませんね。

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